SANOMANIA

これからの「革靴」の話をしよう

第157弾〜ビンテージ靴の探し方〜

ビンテージ靴探しは宝探しのようなもの

どうもsanomaです。

皆さんはビンテージ靴は好きでしょうか。

最近ではビンテージ靴専門店も増えてきていますのでかなり需要が高まっているように感じます。

確かにビンテージ靴が多く集まる場所ではレア物も多いのですが、ビンテージ靴の一番の魅力は、誰も気がつかない所にポツンと置かれている所だと思っています。

そこで今回は、ビンテージ靴の見つけ方を伝えていきたいと思います。

ブランド名はあてにしないこと

ビンテージ靴を探す上で大切なことは革質とラストとディティールです。

ブランド名をあてにしているようでは誰の目にも止まらない良靴は見つかりません。

大抵の場合、革は乾ききっていますのでカサカサしていますが、シワの入り方が細かいです。

なのでシワの入りを一つの基準にしましょう。

次にラストです。

これはたくさん見ていかなければわかりにくいのですが、良い靴は大雑把にいうとねじれています。シェットランドフォックスのケンジントンのようなねじれをしている靴は良靴である可能性が高いです。

もちろんフローシャイム のケンムーアのようにあまりねじれていない靴もありますが、大抵の場合、良靴はねじれたラストです。

最後にディティールを見ていきましょう。

これは主にアウトソールをみるのが良いと思います。

ビンテージの良靴はグッドイヤーウェルト製法、伏せ抜い、ベベルドウエストのどれかが採用されている可能性が高いです。

セメント製法でも良靴はありますが、多くはグッドイヤーウェルト製法であると思います。

皆さんもこの辺りを基準に良靴を探してみましょう。

決してビンテージ靴専門店が悪いと言っている訳ではなく、宝探しという点でみた時に普通の古着屋さんやリサイクルショップの方がワクワクするという点で今回の記事を描いてみました。

今回はこのぐらいにします。

ではまた明日。