SANOMANIA

これからの「革靴」の話をしよう

第118弾〜ハーフラバーを貼ればオールソールは必要ない〜

オールソールは高価で靴に負担がかかる

どうもsanomaです。

オールソールは高価な上に靴に負担がかかります。

手縫いで靴の縫い目に沿って縫えばそこまで負担はありませんが、機械で縫うとどうしても針がずれてしまいます。

すると余計な穴を開けることになり、ウェルトが切れやすくなってしまいます。

ウェルト交換をすればよいかもしれませんが、技術力が問われるため、価格が高価になります。

そんなオールソールを回避する方法がハーフラバーなのです。

ハーフラバーは安価で実用的

このハーフラバーを貼るという選択肢は靴の寿命を格段に伸ばすことにつながります。

よく通気性が損なわれるとか言われますが、そんなことはありません。

そもそもソールは分厚く、中にシャンクやらコルクやらいろんなものが詰め込まれてるのでそもそも通気性があるわけではありません。

革に吸湿性があるだけです。

インソールにラバーを貼るわけではないので、吸湿性を損ねることはありません。

ハーフラバーはセルフでも簡単に貼ることができるので、リペア店に持っていくことが高く感じる方はセルフで貼ってみましょう。

思ったより簡単にできるはずです。

やり方は僕の過去記事をみてください。 

ラバーが嫌いならレザーでも

もし、ラバーを邪道だと思う方がいればレザーならどうでしょうか。

革にラバーを貼るのは違和感があるかもしれませんが、レザーであれば違和感はないはずです。

アウトソールをラバーやレザーで補強してあげるだけでオールソールがいらなくなるなら貼る選択肢しかないのでしょうか。

今回はこのぐらいにします。

ではまた明日。