第93弾〜ローファーのサイズ選びは妥協してはいけない〜
誰しもが学生の頃に履くであろう革靴
どうもsanomaです。
みなさん、学生の頃に一度はローファーを履いたことがあると思います。
もしかしたら指定のローファーがある学校も存在するかもしれません。
今回は、そんなローファーに焦点を当てて話をしようと思います。
ローファーの語源
ローファーはもともと怠け者という意味です。
気軽に脱ぎ履きができることからこの名前がついたようですが、ローファーのサイズ選びは怠け者にはできません。
怠け者になるためには、サイズ選びで努力をする必要があります。
ローファーのサイズ選びは難しい
ローファーは紐がない靴のため、甲と踵のフィット感が重要な靴です。
甲は足の痛みを感じやすい部分であり、踵は立体的な良い作りでないと抜けやすいです。
しかし、安価に買うことのできる定番のローファーブランドはラストがあまりよくありません。
日本人で合う方は、そう多くはないのではないでしょうか。
また、革はガラスレザーであるものが多く、革馴染みはほとんどありません。
となると、足にあったローファーを買うためには、価格を上げざるを得なく、気軽に楽しめる靴ではなくなります。
足のサイズは1日の中で変化する
足のサイズは変化が激しいため、朝はジャストフィットでも夕方には甲が痛くなるということが起こります。
個人差はありますが、朝から晩までサイズが全く一緒という人はいないと思います。
この足の特徴がローファー選びを難しくします。
自分に合ったローファーを選ぶには
そうは言ってもローファーを履きたいという方には向けてサイズ選びの基準を提示したいと思います。
①とにかく安価に済ませたい方
①を選ぶ方はG.H.BASSのローガン、もしくはSEBAGOのクラシックを選びましょう。
サイズは甲が痛くならないもの(若干ルーズフィット)のものを選びましょう。
そして、タンパットとヒールグリップをつけましょう。
この手のものは厚みとクッション性があるため、甲にフィットするとともに痛くなりにくいです。
①を選ぶ方は、少しゆとりのあるサイズを買って自分で調整するという思考が大切になります。
②5万円くらいに抑えたい方
基本的には①の方と同じです。
5万円ほど出すとラストの設計がかなりよくなるので、人によってはジャストサイズが見つかるかもしれません。
足のサイズが一日の中であまり変わらない方は、ジャストサイズを選べば問題ないと思います。
足のサイズが一日の中で変わる方は①の選び方が良いと思います。
③とにかく足に合うものが欲しい方
③の方に関してはとにかく試着してみるのが一番です。
サイズ展開が豊富なJ.M.westonから試着するのがお勧めです。
個人的にはベビーカーフでマッケイ製法のものがオススメです。
人によっては足の大きさやサイズはバラバラで万人に勧められる靴はそう多くはありませんが、工夫をして良い靴ライフを送りましょう。
今回はこのぐらいにします。
ではまた明日。