SANOMANIA

これからの「革靴」の話をしよう

第29弾〜SHETLANDFOX Kensington Ⅱは早めに買うべし〜

どうもsanomaです。

 

今回はシェットランドフォックス ケンジントンⅡについて書きます。

ケンジントンシリーズはシェットランドフォックスのフラッグシップモデルに位置しています。

そのため、シェットランドフォックスが買い付けることができる最高の革を使用しています。

2018年現在、ケンジントンⅡは通常通り販売されていますが、使用する革はその時々で変わるため、良い革質のものを見つけたら、その場で購入することをオススメします。

 

ケンジントンⅡはラストが美しいです。 

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革は、ムラ感の少ないイタリア製カーフが使われています。

確かに前回紹介したケンジントンⅠの時よりムラ感は少ないですね。

※ムラ感については個体差が激しいため、ムラ感が強い個体も存在します。

 

 続いてヒール周り。

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ヒールカップケンジントンⅠの時より小ぶりで踵の収まりが良いです。 

個人的にはもっと小ぶりにしても良いと思います。

 

 

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ソールはケンジントンⅠと同様に伏せ縫いでウエストがくびれています。

ここまで攻めているものも日本製ではケンジントンぐらいでしょうか。

 

 続いてインソール。

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インソールは華やかなロゴがあしらわれています。

この金字は中々削れません。

 

 

実際に履いてみた感想。

甲の包み込み、土踏まずの突き上げ、ヒールカップのフィット感はかなり高いです。

ラストは確実にケンジントンⅠからアップグレードされていますね。

(革はダウングレードした気がしますが、、、)。

ライニングが硬いので履き心地は固めなので慣れるまで苦労します。

 

 

ケンジントンⅡは、価格、革質、作りを考えるとかなり安いのではないかと思います。

7万円も出せば、10万クラスの海外製に劣らないものが買えるのですから、

かなりコストパフォーマンスは良いかと思います。

 

購入する際は何点か試着することをオススメします。

革のムラ感はかなり個体差があるので好みの個体を手に入れてください。

 

今回はこのぐらいにします。

ではまた明日。