SANOMANIA

これからの「革靴」の話をしよう

第30話〜Jalan Sriwijayaのコスパは本当に良いのか〜

どうもsanomaです。

 

皆さんはジャランスリウァヤを知っていますか?

セレクトショップユナイテッドアローズで紹介されたことで瞬く間に有名になりました。

ここの靴は手間がかかるハンドソーンウェルテッド製法で作られているにも関わらず価格が安いという特徴があります。

コスパが非常に良いということですね。

 

今回はそんなジャランスリウァヤについて見ていきたいと思います。

 

まずはアッパーから。

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デュプイ社のカーフが使われています。

ただグレードが高くない革なのか、

あまり革質はよくないです。

30000円代という価格を考えれば十分ではありますが。

 

 

続いてソール。

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アシュア社の底材を使用していますが減りが早いです。底材にもグレードがあるのかもしれません。

また、出し縫いに使用される糸は弱く、

比較的切れやすいです。

 

 

最後にヒール。

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ヒールカップは普通です。

あまり小さくはないため、甲部分でしっかり足をホールドする必要があります。

 

 

可もなく不可もなくという印象ですが、価格を考えれば十分ハイクオリティだと思います。

革質には個体差があるのでモノによっては上質な革が使われています。

購入する際は、いくつか見ておくと良いかもしれません。

 

今回はこのぐらいにします。

ではまた明日。