SANOMANIA

これからの「革靴」の話をしよう

第25弾〜Florsheim imperialレアすぎて情報がないペア〜

どうもsanomaです。

 

今回は、レアなフローシャイムについて紹介していきます。

 

 

フローシャイム好きな皆さん、まずはこれを見てください。

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こんなインペリアル見たことあるでしょうか。

僕はないです。これを見つけた時にものすごく興奮しました。

 

 

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通常のインペリアルはトゥからのブローグがヒールカップの方まで伸びていき、羽の部分のブローグとは独立しています。

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しかし、このインペリアルはトゥからのブローグが羽の部分を経由してヒールカップまで伸びています。

 

 

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 ブローグのラインが1本なので、後ろ姿はかなりスッキリしています。

 

 

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正面からみると一瞬、通常のインペリアルと見間違えてしまいます。

僕がもつインペリアルより羽の開きがなく、紐を結ぶと完全に羽が閉じてしまいます。

 

 

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アッパーも通常の外ハネのインペリアルの革ではなく、

内ハネのインペリアルのようなドレスラインに使われる革が使用されています。

60sに作られたものだけあって肉厚で素晴らしい革質と作りです。

外ハネのウイングチップですが、どこかドレスシューズの雰囲気を感じます。

 

 

 

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インソックは馬蹄型のラインがでていることから60sのものであることが推測できます。

 

 

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ライニングは6 1/2D 131596 I

                     22624       BF です。

サイズは6 1/2Dとなっています。

BFであること、インソックのラインが馬蹄であることから

”1965年2月”製

であることがわかります。

 

 

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アウトソールはオールソールされていたため、オリジナルではありませんでした。

 

こんなスペシャルなフローシャイムを手に入れることができれば

かなりラッキーですね。辛抱強く待って入れば見かけることができるかもしれません。

僕もまだ見ぬフローシャイムを求めて探し続けます。

 

今回はこのぐらいにします。

ではまた明日。