SANOMANIA

これからの「革靴」の話をしよう

第26弾〜Florsheim 60sレギュラーでも良い靴なのか〜

どうもsanomaです。

 

今回はフローシャイムのレギュラーラインについて書いてきます。

 

フローシャイムはインペリアルが有名ですが、

レギュラーラインも全く負けていません。

今回のモデルは一見すると普通のストレートチップですが、

よくみると現代では見られない意匠が多く見られます。

 

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トゥをみるとアッパーとの切り替え部分がただの線ではなく、

盛り上がっているような形状となっています。

こんなストレートチップはマニア心をくすぐりますね。

 

 

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アッパーの切り返しデザインも秀逸ですね。

こんなデザインが生み出せるのもフローシャイムだけでないでしょうか。

 

 

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アッパーは光沢が出やすい革が使用されていて、磨くとすぐに光ってくれます。

 

 

 

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レギュラーラインのインソックはシンプルなフローシャイムのロゴとなっています。

ライニングは7C 232894 2

                      20305  CA です。

CAですから、19x0年3月製です。

 

 

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ヒールは穴あきゴムヒールとなっていますので60sのものですね。

ライニングと組み合わ合わせると"1960年3月"製ですね。

60年近く立っていてこの状態。さすがですね。

 

このデザインのものは多く作られていたみたいで、様々なところで見かけます。

60sのものの中でも比較的見つけやすいと思いますので皆さんも探して見てください。

 

今回はこのぐらいにします。

ではまた明日。