SANOMANIA

これからの「革靴」の話をしよう

第18弾〜人に教えたくないシューメイカー〜

どうもsanomaです。

 

今回はエンツォボナフェについて書いていこうと思います。

シェットランドフォックスやスコッチグレインなどの国産製の革靴を手に入れた方は、10万クラスの海外製の革靴が欲しくなってくると思います。

 

となると通常はクロケット&ジョーンズのハンドグレードやチャーチが視野に入るかと思います。

 

たしかにクロケット&ジョーンズやチャーチは良い靴ですが、

革質を考えるとそこまで出して買うものなのかと僕は思ってしまいます。

 

そこで10万クラスの革靴を買うなら「エンツォボナフェ」をおすすめします。

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ここの革靴はトップタンナーの良質な革を使いながらグッドイヤーアマーノ製法(グッドイヤーウェルテッド製法とハンドソーンウェルテッド製法のいいとこどりのような製法)で作られています。この製法により、履き心地は非常に柔らかいです。

 

続いてアッパー。

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ボックスカーフとスエードのコンビシューズです。

スエードはどこのタンナーか忘れましたが、

ボックスカーフはデュプイ社のものが使われています。

柔らかくも艶やかで上質な革です。

 

 

続いて出し縫い。

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細かいピッチで縫われています。かなり丁寧ですね。

 

 

続いてインソック。

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手書きで書かれています。かっこいいインソックです。

100均のインソールを入れたら跡がついてしまいました。

 

 

続いてソール。

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伏せ縫いが採用されています。かなり絞り込みが効いています。

 

 

続いてヒール周り。

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美しいラインです。コンビが映えますね。

 

 

最後にヒール。

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ヒールカップは小ぶりで踵が抜けにくいです。

 

 

国産製の革靴をはじめとする多くの革靴は馴染むまでの履き心地が固いため、エンツォボナフェの靴に足をいれた瞬間の柔らかな履き心地に驚くかと思います。

 

気になった方は是非試着してみてください。

Amazonで複数サイズ購入、返品する技もありますが、

不安な方はシューフィッターがいる店にいくことをおすすめします。

クロケット&ジョーンズやチャーチとも比較することを考えると、

新宿伊勢丹がおすすめです。

 

今回はこのぐらいにします。

ではまた明日。