第14弾〜old church'sの年代判別〜
どうもsanomaです。
今回は旧チャーチについて書いていきます。
誰が作った造語かわかりませんが、革靴の世界では
革質がよかったオールドモデルのものに旧をつけて呼ぶことが多いです。
今回の旧チャーチをはじめ、旧エドワードグリーンや旧ジョンロブ等
イギリス靴に多く見られます。
今回、記事にした旧チャーチは
やはり旧〜と呼ばれているだけあり、
現行のチャーチとは比べ物にならないぐらい革質が良いです。
現行はまた違う魅力がありますが、
革好きには旧チャーチの革質がたまりません。
ピポティ社のブックバインダーカーフを使用した靴は
他の靴にはない魅力があります。
ガラスレザーなのでから拭きだけでかなり光沢がでますし、
クリームの馴染みも抜群に良いです。
普通のカーフと同じぐらい馴染みます。
アッパーに関しては非の打ち所がないのですが、ラストが少し独特です。
僕が持っている旧チャーチのラストは73ラストというものです。
※一番上段に「65F73」と書いてありますが、
これはサイズが65、ウィズがF、ラストが73という意味です。
この73ラストは旧チャーチを代表するものであり、
捨て寸が狭いぼてっとした見た目のラストです。
このラストのファンも多いですが、
正直なところ、今のスーツに合わせにくいです。
ソールはこんな感じです。
とにかく削れにくくて滑るという印象です。
他の靴と比較してとにかく丈夫です。
ここが質実剛健と言われる所以なのかもしれません。
もし旧チャーチを手に入れたならビブラムソールを貼ることをオススメします。
こんな魅力的な旧チャーチですが、復刻版や偽物が以外とあるため、
買う際は注意が必要です。
チャーチは年代によって旧旧旧チャーチや旧旧チャーチと呼ばれますが、
今回は80s〜90sまでの旧チャーチに絞って話をしていきます。
旧チャーチの見極め方はシンプルに
「インソックス」
です。
このインソックスにある都市数の表記でどの年代か判断するのです。
僕が所有している旧チャーチのコンサルを例にとって解説します。
すごい掠れていますが笑
チャーチのロゴの下に
「LONDON」「NEWYORK」「PARIES」
と表記されています。
これが3都市表記と言われるものであり、いわゆる旧チャーチに当たります。
ちなみにこのインソックスには
ナチュラルカラーとブラックカラー
の2種類ありますが特に違いはありません。
注意点としてはチャーチのロゴの下に
「MADE IN ENGLAND」
表記がない場合、それは復刻版になります。
73ラストは旧チャーチのみに採用されているラストですが、
復刻版だけは例外です。
ヤフオク等のサイトでたまに復刻版が旧チャーチとして
出品されているので注意してください。
今回はこのぐらいにします。
ではまた明日。