第13弾〜ビンテージ靴の手入れpart2〜
どうもsanomaです。
今回は引き続きビンテージ靴の手入れの方法について書いていきます。
ビンテージ靴の手入れの重要性は前回の記事で伝えた通りです。
もしこの記事を見て
ビンテージ革靴の手入れって現行の革靴と同じで良いのでは?
と思った方はまずは前回の記事を見てください。
実際にどういう手入れをするかというと
「グリセリン保湿」と「クリーム保湿」
の2つです。
※あくまで自己責任でお願いします。
最初にクリーム保湿から始めます。
準備するもの
・馬毛ブラシ
・固く絞った濡れタオル
・布
・レノマットリムーバー
・タピールレーダーオイル
・リッチデリケートクリーム
・ドライヤー
やり方
①馬毛ブラシを使って埃やちりをブラッシングしてください。
何十年分の埃やちりをとる気持ちで行いましょう。
②固く絞った濡れタオルで古くなったクリームを取り除きましょう。
場合によってはレノマットリムーバーを使って革をすっぴん状態にしてください。
強めに拭くイメージですが、あまりゴシゴシしないようにしてください。
③タピールレーダーオイルを布につけ靴に塗っていきましょう。
つけすぎないように気をつけましょう。
塗った後はしっかりと乾拭きをしてください。
④ここで一度ドライヤーを当てて革を温めましょう。
ただし、熱を当てすぎると革が硬化してしまうので
温めるぐらいの感覚で行います。
⑤革を温めたらリッチデリケートクリームを指で塗布していきます。
ペネトレイトブラシではなく指の熱を使って塗っていきましょう。
かなりたっぷり目に塗っていき1日ほど放置します。
⑥その後、乾いた布で拭き取っていきます。
上記のクリーム保湿を1週間後に再び行ってください。
2回ほど上記の作業を行ったらグリセリン保湿に入ります。
やり方
①まずは水とグリセリンを3:1の割合で混ぜていきます。
それを含ませたティッシュで革靴をぐるぐるに包んでください。
②1日放置するとティッシュが乾くので、乾いたら剥がしてください。
剥がすとティッシュに靴の染色がうつっていますが気にしないでください。
③その後、クリーム保湿を行ってください。
このように
クリーム保湿⇨クリーム保湿⇨グリセリン保湿⇨クリーム保湿
の順番で行い、革を触った時に指に吸い付くぐらいになるまで行います。
僕はこの一連の流れを2セット繰り返します
(2セットやるとだいたい3週間ほどかかります)。
するとかなりもちもちになり、クラックの可能性がかなり低くなります
(必ずクラックがなくなるというわけではないので注意してください)。
一度この手入れをしておくと後は普段通りの手入れで十分です。
みなさんもビンテージ靴を手に入れたらしっかりと手入れをしていきましょう。
今回はこのぐらいにします。
ではまた明日。