SANOMANIA

これからの「革靴」の話をしよう

第12弾〜ビンテージ靴の手入れpart1〜

どうもsanomaです。

 

今回はビンテージ靴の手入れの大切さについて書いていきます。

 

ビンテージもの全般に言えることですが、

見た目からはわからないダメージが蓄積されていることが多く

履いた瞬間にクラックが入るということが多々起こります。

この傾向は60sまでの靴に多く、中でもデッドストックのものは特に多く見られます。

 

そんなビンテージ靴を心配なく履くためには、

履く前のメンテナンスが非常に重要になります。

 

ビンテージ靴は現行の靴と違い、

長期間手入れがされていなかったり、劣悪な環境にいることが多いです。

 

そのため、積もった埃が靴の油分を奪ってしまったり、

水分が抜けていたりするのです。

 

すると、自然と革が硬化し、裂けやすくなり、

履いた瞬間にクラックが、、、となるのです。

 

そんなクラックを避けるためにも

しっかりとした手入れが必要となります。

 

あまり手入れされていないものであれば1ヶ月は

手入れに使うぐらいの心構えでいましょう。

 

僕が初めて買ったビンテージ靴のデッドストックは

オーナーが定期的に手入れをしていたため、

買ったその日から全く問題なく履くことができました。

 

そういう靴であれば問題ないのですが、

以前、ヤフオクで手に入れた革靴のデッドストックは

水分と油分が抜け切った状態のものでした。

 

そんな状態であることに気がつかず履いたところ、

アッパーに一気に亀裂がはしりました、、、

 

こんな状態にならないようにしっかりとケアしていきましょう。

次回から手入れの方法について書いていきます。

 

今回はこのぐらいにします。

ではまた明日。